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オりオノクリニック月報
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2022年7月

BCG個別接種への移行について


BCGは結核の予防接種です。
堺市では今年(2022)7月からBCGの個別接種を開始することになりました。今までは集団接種でしたが、今月から年内は個別接種と集団接種の双方を行うことになり、来年からは個別接種のみになります。
接種時期:生後1歳に達するまでに1回接種を受けます。標準的には生後5か月から8カ月の間に行います。
他のワクチンとの接種間隔:ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンとの間には接種間隔に関する規定はありません。
接種できない人:発熱している。既に結核に罹患したことがある。免疫異常の病気・免疫抑制剤を使用している場合は接種できません。
また、結核患者と長期の接触がある場合。結核感染の疑いのある場合。近親者に免疫不全者がいる場合は注意が必要です。
副反応:BCG接種後は4~6週間後くらいに接種部位が化膿したり、浸出液が出てジュクジュクしたり、カサブタになったり(痂疲形成)することがあります。稀なことですがBCGを接種した周囲にも皮膚炎が起こったり(皮膚結核様病変)、腋のリンパ節が腫れたりすることがあります。いずれも経過観察で自然治癒します。
コッホ現象:これが起こった時は注意が必要です。BCG接種をしてから1週間以内に接種部位が腫れてきます(普通は4~6週間後です)。そして数日かけて化膿・じゅくじゅく・痂疲がおこります。この場合は既に結核に感染している可能性があります。BCG接種後2週間以内にツベルクリン反応を受ける必要があります。




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