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2024年5月

パレコウイルスについて

近年、小児科関連の学会や研究会などで取り上げられるようになったのがパレコウイルスです。人に感染するパレコをヒトパレコウイルスと呼びます。突然出現したウイルスではなく、以前から存在していたのが認識されました。子どもの風邪や胃腸炎の原因になることがわかり、学童期までには8割以上が抗体を持っています(8割以上が罹患したことがあるということ)。

さて、この風邪ウイルスであるヒトパレコウイルスなのですが、生後3カ月未満の赤ちゃんが感染をうけると、入院してしまうことが多いことが解ってきました。ヒトパレコウイルス3型が感染するのですが、新生児・早期乳児の発熱の原因になり、頻脈や徐脈・全身の網状チアノーゼ・多呼吸などの敗血症様症状や・腹部膨満・臍突出・手のひらが紅くなるなどの特徴的な症状が出現します。

特別な治療は開発されてはいませんが、なにか合併症が起こった時には対応が必要であり新生児・早期乳児は入院して経過観察することになるのが普通です。








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